【徒然大塩はん・伍】
北摂さんぽ/
吹田市立博物館
まずは、吉志部神社へお参り。

その後、紫金山公園のゆるやかな坂を登って行くのが、いつものコース。
そう、今日の目的地は、吹田市立博物館です。
春季特別展 「早田家文書展 -江戸時代の吹田村が見えてくる-」が開催中という噂を聞きつけてやってきました。

会場についたら、何やらいつもと雰囲気が違います。
なんと、開催中と思っていた特別展は本日から開催で、これから「開会式」が行われるとのこと。「開会式」に参加できるなんて初めて。嬉しくなって、ちょっとドキドキしながらすみっこの席に座って参加しちゃいました。まわりには、一般の方もたくさんいらして、少し安心。

セレモニー後の展示会場入口付近。入口前のホールでセレモニーが開催されました
「開会式」は、関係者・来賓の方々の挨拶があり、やっぱりいつもの博物館より緊張しちゃう雰囲気でした。セレモニーに引き続き、展示会場で学芸員の方々による展示解説がありました。
プラスαの知識を教えていただける展示解説は、嬉しい限り。興味深い内容の数々をわかりやすくお話しいただきました。
「早田家文書」は、吹田村旗本竹中領の庄屋・早田(そうた)家に伝わる古文書で、江戸時代前期からの残されている史料は、貴重なのだそうです。
「竹中」と聞いて、思わず竹中半兵衛と繋がりが? と頭に浮かんだのですが、その通り!!
半兵衛の従兄弟を祖とする竹中氏領とのこと。もう、私の頭の中は、大河ドラマ「豊臣兄弟!」の菅田将暉さんの半兵衛姿がぐるぐる~~🌀 菅田半兵衛が吹田村を闊歩していたわけではないのに💦
妄想は横においといて、ちょっと真面目に歴史のお勉強。
「吹田村旗本竹中領」って不思議な言い方。「旗本竹中領吹田村」じゃないんだ…。
江戸時代の吹田村は、
旗本竹中領
旗本柘植領
仙洞御料
の3つに分かれていて、それぞれに庄屋さんがいらしたそうです。同じ村なのに…。なんだかややこしいそう。
そこらへんのお話、やっぱりややこしいけれど、おもしろい。だけど、私の筆力ではとても書き表すことはできません。ぜひ、会場の展示・図録・博物館のイベント等でご確認くださいませ。
関連イベントの情報は、こちらの吹田市立博物館のホームページをご覧ください。
会場には、絵画や絵図の展示もあり、こちらも専門の学芸員の方が解説くださいました。
金子雪操(かねこせっそう)の水墨画は天保8年とあり、あぁ、乱の年に描かれたんだ…と思いながら、会場を進むと、えっ、直入さん!?
そう、洗心洞門人の田能村(たのむら)直入(ちょくにゅう)さんです。絵は、乱のずっと後に描かれたもので、早田家のために描いた養子・小斎との合作もありました。
直入が参加した式典関連の資料も楽しく拝見しました。直入さんが飲まれたビールのお味はどんなだったのでしょう? この式典の年代を見ると、直入が菩提寺へ大塩の墓碑を建てた数年後。数字だけで追っていた歴史が、急に立体的に見えてきました。

展示を思い出しながら、図録を見ていると、もう一度実物の展示が見たくなります。特別展はリピートしてこそですね。
吹田市立博物館に行かれたら、常設展へもぜひ!そして、「大塩平八郎の乱」コーナーをお見逃しなく!!
参考:
吹田市立博物館ホームページ https://www.city.suita.osaka.jp/museum/index.html
図録 『令和8年度(2026年度)春季特別展 「早田家文書展 -江戸時代の吹田村が見えてくる-」
今回のニュースレター推し活レポでは、吹田市立博物館の学芸員の方にたいへんお世話になりました。ありがとうございました。
そして、写真の掲載等において、ご快諾くださいました関係者のみなさまに感謝申し上げます。
すでに登録済みの方は こちら